植木の種類は様々!特徴を理解して自分で植えてみよう

植木の種類は様々!特徴を理解して自分で植えてみよう

庭に植木を植えることで緑が豊かになり、外観の印象もとても良くなります。植木には興味があるけれど、種類や植え方が分からないという方はいらっしゃいませんか?植木の種類は様々あり、品種ごとに特徴も異なります。植木をただ植えるのではなく、自分の理想のものを植えるためにはこれらの特徴を知っておくとよいのではないでしょうか。

今回は植木の種類や品種についてご紹介します。それぞれの特徴を知ることで自分のイメージに合った植木を選ぶことができるでしょう。植木の植え方も手順を知っておけば比較的簡単におこなうことができます。植え方も一緒にご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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目次

植木には種類が様々

植木にも種類がいくつかあります。それらは大きさによって分類されており、剪定の時期や手入れの時期も異なるため特徴を理解しておかなくてはいけません。樹木の背丈が大きくなるにつれ、剪定難度も上がります。そのため樹木の知識があまりないにも関わらず、大きいものを選んでしまうと手入れが大変になってしまうので注意しましょう。

理想の庭を目指すためにも、植木の種類は把握しておくとよいかもしれません。いくつかご紹介するので参考にしてみてください。

高木樹

背丈が大きく、高さが5~10m程ある樹木の種類です。1本植えるだけでとても強い印象を与えることができます。しかし背が高いぶん剪定難度は高いです。剪定が必要な場合はプロにおまかせする必要があります。

中木樹

高さが約3~10m程ある中型の樹木です。植え込む際には数本の中木樹を並木道の状態にするのが一般的な方法です。香りがよく、花を咲かせる品種が多いため、庭に植えることで綺麗な印象を与えることができるでしょう。こちらも自分で手入れするのは難しいのでプロにおかませした方がよさそうです。

低木樹

低木樹は高さが3m以下の比較的小さめな樹木です。品種も豊富で、綺麗な花を咲かせるものが多いため人気のある植木になります。他の種類に比べ高さが低いため自分で剪定することも可能です。美しさだけでなく手軽さも兼ね備えているのが低木樹の魅力ではないでしょうか。

代表的な品種を種類ごとにご紹介!

代表的な品種を種類ごとにご紹介!

植木を植える際には種類だけでなく、品種も気になるポイントではないでしょうか?種類は同じであっても、品種によって特徴が異なるため庭の雰囲気にも影響を与えます。種類ごとの代表的な品種をいくつかご紹介するので、お好みのものを見つけていただければ幸いです。

高木樹

クロガネモチ
高木樹の中で人気の高い品種として挙げられるのはクロガネモチです。お金持ちになる樹として知られ、雌の木は5月頃に薄紫色の花を咲かせます。秋になると赤い実をつけるのも特徴的です。

中木樹

キンモクセイ
キンモクセイは10月頃にオレンジ色の美しい花を咲かすため人気の高い品種です。しかし育てるために十分な環境を用意しなくてはいけません。環境によっては育てることが難しく、公害に弱いといった特徴もあります。しかしキンモクセイは美しい品種であるため、環境を整えることができるのであればおすすめです。

低木樹

ウツギ
ウツギは低木樹の中でも育てやすい品種のひとつです。耐寒性や耐暑性に優れているといった特徴があります。5月頃に白やピンク色の花を咲かせるため、人気のある品種です。

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植木の植え方を知ろう

植木の良さを生かすためには正しい方法で植木を植える必要があります。ポット苗であれば真夏と真冬以外であればいつでも植えることができますが、根巻き布で包まれた植木は、樹木に適した時期に植える必要があるため注意してください。

自然素材で包まれているものはそのままの状態で土に植えることができます。根が細いものや、根についた土が固まっているものは布を取り、土を軽く落としてから植え付けてください。植え方も「鉢植え」と「地植え」の2種類に分けられるので、ご自身に合った方法でお試しください。

鉢植え

鉢植えをする場合は植木鉢に鉢底ネットを敷き、ごろ石か軽石を入れます。スリット鉢であれば、そのまま土を入れてください。苗の根元が植木鉢からはみ出さない程度まで土を入れ、中央に苗木を置きます。この際に中央に土を少し盛っておくようにしましょう。

その後根の間に土を入れ、棒で突きながら隙間を埋めていきます。水をたっぷりと与え、土がへこんだ箇所にへこんだ分だけ土を追加し、支柱を立てます。さらにたっぷりと水を与えて完了です。

地植え

植え付ける前に苗の1.5~2倍ほどの植え穴を掘っておきます。掘り上げた土に石灰や肥料を混ぜ、寝かせておきます。1~2週間後に穴の底に肥料を軽く敷き、土を上からかぶせてください。中央に苗木を置き、土で7割程度埋めていきます。

掘り起こした土を植え穴のまわりに高く盛り、水鉢を作り、水を入れていきます。水が引きましたら、樹木の角度を調整し、残りの土をかぶせてください。支柱を立て、苗を紐で固定し、再度水をたっぷりと与えることで完了です。

植木の栽培では害虫や病気に注意が必要

植木の栽培では害虫や病気に注意が必要

植木を植えたら害虫や病気にも注意しなくてはいけません。植木には害虫や菌が寄ってくるため病気にかかりやすく、それらが原因で枯れてしまうこともあります。害虫を駆除するには殺虫剤を散布し、消毒しなくてはいけません。

消毒を自分でおこなう際はしっかりと準備しておきましょう。長袖・マスク・ゴーグル・ゴム手袋を装着し、作業すると良いです。注意すべき害虫と病気をご紹介するので、それぞれの特徴を理解し、被害を防ぐようにしましょう。

害虫

●チャドクガ
オレンジ色の体をし、黒白の模様が入った毛虫です。4月と7月に発生しやすく、葉の裏に卵を産みます。この卵から生まれた幼虫が葉を食害してしまうのです。体毛には強い毒性があり、死骸や抜け殻に触れるだけでかぶれてしまうので注意してください。冬場から春頃に葉の裏をチェックし、卵があるかの確認をおこなうようにしましょう。孵化した場合は有機リン系殺虫剤を使用することで対処できます。

●コガネムシ
7月~9月頃に被害が相次ぎ、様々な樹木の葉を食い荒らす害虫です。成虫になると皮膚が硬くなるため薬剤の効きが悪くなります。駆除するのであれば地中に潜んでいる幼虫期におこなうと良いでしょう。気候が暖かければ地表の近くにいることが多いですが、寒くなるにつれ深くに潜っていくため、定期的に土を耕すと良いです。土に粒状殺虫剤をまくことでも駆除することができます。

病気

●先葉枯病
秋から春頃に雨水に混ざった胞子が飛散し、葉先に茶色や黄色のシミができる病気です。感染力は弱いため、樹木の体力が回復することで自然に消えていきます。適切なメンテナンスを施し、樹木にとって良い環境を整えることが対策になります。

●斑点性病害
斑点性病害とは、糸状菌などの病原菌によってできる斑点の総称です。長期的な雨や水の与えすぎによる、多湿や通気性の悪化が発生の原因となります。病斑を確認することができたら速やかに取り除き、落ち葉も綺麗にするようにしましょう。症状がひどい場合は殺菌剤を使用した方が良いです。媒体となるハダニやアブラムシなどを駆除することができます。

まとめ

植木を植えることで庭の印象が大きく変わります。植木の種類もさまざまあるため、それらの特徴を知ることで自分のイメージに合ったものを選ぶことができます。今回ご紹介したもの以外にもまだまだ種類や品種は豊富にあります。その中から自分好みのものを選べるのも楽しみのひとつではないでしょうか。自分で植えることもできるため、興味を持たれた方は試してみてもよいかもしれません。

害虫や病気にも注意を払い、植木を最も美しい状態にしておきましょう。

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